弱小パーティーで挑む!強敵、豪武匠ウィンヒルド ~騎士の守る力は伊達じゃない~
こんにちは、なめぞうです。
今回こそ投稿します! オクトパストラベラー強敵攻略第3弾!
その相手は、豪武匠ウィンヒルド
倒すことによって、強力な上級ジョブ『武芸家』を獲得できます 。
これまでの高難易度ボス攻略
第1弾 人喰い花
弱小パーティで挑む!? 強敵「人喰い花」 - なめぞうのblog
弱小パーティが黒字で撃破! 強敵「人喰い花」 - なめぞうのblog
第2弾 大狼マーナガルム
攻略ルール
いつもの
- 上級ジョブ使用不可
- 上級ジョブサポートアビリティ使用不可
- 奥義使用不可
- 歴戦装備使用不可
基本情報
6種類全ての武器に精通した脳筋凄いお方なのです。
豪武匠ウィンヒルド
HP:204444 推奨Lv. 50
弱点:杖氷風闇(6→9→12)→剣火雷光(残りHP25%以下)
行動回数が2回→3回へ変化する(HP50%以下)
【使用する技】※全て物理属性
アビリティ 行動
弓の武芸 単体攻撃×5(対象は毎回ランダム) 短剣の武芸 単体攻撃×2 毒状態を付与 斧の武芸 強力な単体攻撃 反撃の構え 物理攻撃に対して1回反撃(即死級ダメージ) ↓ 残りHP50%以下で追加
3つの武器を手にした 2回→3回に行動回数が増加 ウィンヒルドは
全ての武器を手にした
次のターンに6回行動(ブレイクで打ち消し可能) 剣の武芸 全体攻撃 槍の武芸 全体攻撃 物防デバフを付与(物防バフを打ち消す) 杖の武芸 単体攻撃×2 気絶を付与 ↓ 残りHP25%以下で追加
武の極致をお見せしよう
→豪武匠の咆哮
6種類の武器による6回全体攻撃(相手は死ぬ)
多彩な物理攻撃手段
全ての攻撃が物理属性であることが最大の特徴です。単体1~2回攻撃、ランダム5回攻撃、全体攻撃と、実に多種多様な物理攻撃を行ってきます。ただの物理攻撃というわけではなく、短剣の武芸は毒を、杖の武芸は気絶の状態異常を確定付与してきます。物理防御力を上げるのは最低条件、できれば気絶対策もしておくとなおよしです。
物理弱点が1種類 しかも杖or剣
ウィンヒルドの弱点属性は、武器が1種類と魔法が3種類であり、武器種は前半が杖、後半は剣です。この配置がとてもいやらしく厄介です。
魔法が3種(前半:氷、後半:火雷)が含まれるので、学者を連れて行けばいいと思うかもしれません。確かに攻撃面では正しいのですが、守備面に目を向けると学者(および神官)はHPと物防が低いため、打たれ弱いのです。
それならば、打たれ強い物理アタッカーを用意すればいいと思うかもしれません。こちらは守備面は安定するのですが、攻撃面では、杖と剣は複数回攻撃アビリティが存在しないため、ブレイクに苦労することになります。特に杖は、『学者』と『神官』というHP・物防にステータス補正がかからないジョブしか装備できないため、強みに思われた守備も脆くなってしまいます。
つまり、きちんと対策をして物理・魔法のバランスを取らなければ、攻撃も守備も中途半端になってしまうのです。改めて、面倒なよく練られたボスだと思います。
HPに依存した2段階の行動変化
大狼マーナガルムと同様、残りHPの把握が重要なボスです。以下の通り、HPによって行動パターンが大きく変化します。
- HP50%以下(名前が黄色):行動が3回に増加、全体攻撃の技を使用解禁、6回行動の予備動作
- HP25%以下(名前が赤色):弱点が「剣火雷光」に変化、武の極致→咆哮を解禁
HPを把握する方法は2つあります。
- 『調べる』 HPを数値で正確に知ることができる。1回行動を消費する
- 『盗む・集金』 目安がわかる。行動を消費せずに確認可能。
個人的には、行動を消費せずに済む「盗む・集金」をお勧めします。ただし、成功確率は厳密には残りHPの割合と一致しません。5%ほどずれています。55%と80%を目安に行動変化に対する準備を行いましょう。
ブレイク必至の予備動作
「対策・立ち回り」で説明する方法によって、ほとんど全ての攻撃を弱体化できますが、2つだけ絶対に封じなければならない行動があります。6回行動および豪武匠の咆哮です。両方とも予備動作があり紫色のオーラをまといます。ブレイクで解除できるので、早急に弱点を突きましょう。
実は痛い! カウンター
ウィンヒルドも『反撃』と同様のカウンターを行うことがあります。この反撃ダメージがとても高い!! カウンターを狙う達人の間合いに入ったらどうなるかがよくわかります……
カウンターは物理攻撃を受けた時だけ発動するため、一番安全なのは魔法攻撃だけを行うことです。しかし、シールドポイントの多さから魔法だけでシールドを削りきるのは困難です。「パーティー編成と各キャラクターの立ち回り」は次の記事で説明しますが、基本的にブレイクは杖or剣の通常攻撃でブレイクを狙います。よって、対策なしでは確実にカウンターを食らい1人は戦闘不能になってしまうでしょう。戦闘不能になるとバフが切れてしまううえ、復活→回復で行動を消費するので、ロスが大きいです。
対策は以下の2つです
(1)サポートアビリティ『ふんばる』装備キャラで殴る
即死級のダメージを食らっても、HP1で耐えることができます。ウィンヒルド戦もねんちゃく糸で遅延して2ターン目でブレイクするため、基本的にウィンヒルドの攻撃はブレイク復帰直後だけです。HPが残りさえすれば、ブレイクした後ゆっくり回復させることができます。
(2)ブレイクしてしまう
残りシールドポイントが少なくBPが十分残っているならば、ブレイクしてしまえばカウンターも封じることができます。行動順的に魔法でシールドポイントがかなり削れそうならば試してみる価値があるでしょう。
以上、対策をしなければ相当苦戦するボスであることは間違いありません。
対策・立ち回り
物理防御特化の装備
豪武匠ウィンヒルドの攻撃はすべて物理属性です。したがって、装備は物理防御力を可能な限り高めることが大事です。 おすすめは体防具の『プラチナアーマー』です。物防+202と優秀な数値を持ち、マルサリムの商店で購入できます。参考までに、物防を高めた3人のキャラクターの防御力はこちらです。
オルベリク: 766
オフィーリア: 628
サイラス: 605
一方、テリオンは回避750近くの回避特化装備としました。次の記事で説明しますが、この数値ではあまり回避できなかったですね。
彼こそ『守る剣』 オルベリクの『ブースト防御』
本攻略の要となるのが、オルベリクの特殊コマンド『ブースト→防御』です。彼以外の7人のキャラクターの場合、『防御』の効果は物理防御の向上と次ターン最初に動けるという2つの効果があります。そして、ブーストすると防御できません。一方で、オルベリクの場合、ブースト後に『防御』を選択することができる上、敵の単体物理攻撃から味方をかばうことができます(画像参照)。
豪武匠はHP50%以上であれば単体攻撃オンリー、HP50%未満でも4/6が単体攻撃であるため、半分以上の攻撃から味方3人を守ることが可能です。『傭兵呼び』による物防バフ+『こうもり』による物攻デバフ+防御による物防アップによって、20~30%までダメージを減らすことができるので1ターンは余裕で耐えます(画像参照)。実際、カウンター以外の攻撃でオルベリクは一度も戦闘不能になりませんでした。
余談ですが、私が初めてウィンヒルドを倒した時は、ブースト防御の存在を知りませんでした。その代わり、アビリティ『挑発』でタンク&反撃役に攻撃を誘導していました。防御による物防アップがなかったためとても苦労したことを覚えています。
全員『反撃』 装着
豪武匠ウィンヒルドのシールドポイントは2ブレイクした後、12にまで増加します。大量のシールドポイントを効果的に削るには、攻撃がすべて物理属性攻撃であることを利用して、『反撃』を全員に装備させるのが有効です。全員に装備させることが重要です。大事なことなので2回言いました(笑)
全員に装備させる理由は、全体攻撃に対応するためです。全員が装備していれば、以下の通り、かなり高い確率でシールドポイントを削ることができます。
- 1 - 1/16 = 15/16 = 93.75%の確率で1回以上
- 1 - (1/16+4/16) = 11/16 = 73.33%の確率で2回以上
詳細は、以下の記事でまとめています。
武器の持ち替え 杖→剣
HP25%以下になるまで、ウィンヒルドの弱点となる物理属性は杖だけです。そして、25%未満では剣だけです。反撃を有効に利用するために、属性が変化したら装備武器をきちんと変更しましょう。
また、反撃を生かすため、杖と剣を装備できるジョブをバランスよく配置することも重要です。本攻略では、以下のように担当を分けました。
- 杖:オルベリク、オフィーリア、サイラス
- 剣:オルベリク、テリオン
いつものシリーズ~毒処方&ねんちゃく糸~
毒処方は、フルブースト大魔法の1回の攻撃や、オルベリクのフルブースト十文字斬りに匹敵するダメージ2050をたたき出してくれます。耐久パーティーにとって安心の固定ダメージです。薬師を兼業したサイラスが担当しました。
ウィンヒルドは基本的に2→3回も1ターンに行動するうえ、時には6回攻撃することもあるため、ねんちゃく糸は絶対に必要です。本攻略では狩人を兼業したオフィーリア姉さんが担当しました。
ねんちゃく糸についてはこの記事に詳しく書いています。
いつものシリーズ~物防バフと物攻デバフ~
商人の『傭兵呼び→傭兵』による物理バフと、盗賊の『こうもり』による物攻デバフは絶対に途切れさせないようにしましょう。今回の攻略ではテリオンが商人を兼業するため、彼が適宜必要なアビリティを交互にかけさせました。
最後に
久しぶりに攻略記事を書きました。改めて分析してみると、攻守ともにバランスが良くしっかり設定が練られたボスだなと感じました。私自身、裏ボス、大狼マーナガルムにの次に苦戦したため、とても印象深いボスです。
次回、パーティー構成や装備、各キャラの立ち回りをまとめます。
これまでの高難易度ボス攻略
第1弾 人喰い花
第2弾 大狼マーナガルム