なめぞうのblog

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弱小パーティで挑む!? 強敵「人喰い花」

 

こんにちは、なめぞうです。

 

今回は、初めての攻略記事を書いてみようと思います。

攻略対象は、ゲーム終盤の強敵人喰い花です。

 

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コンセプト:早急に娘を救出しよう

人喰い花は、ウッドランド地方の街ヴィクターホロウで娘を探す父親から受注できるサブストーリー「人さらい」のボスです。ヴィクターホロウは2章のストーリーの舞台であり、序盤に受注できるサブストーリーであるにもかかわらず、ボスの人喰い花は危険度 LV48の「還らずの森」の最奥で待ち構えています。街の住人にヒントをもらってそのまま足を踏み入れようとしてその推奨レベルの高さに引き返す人が多いでしょう(私もそうでした)。

まじめな話、戦力が整っていないパーティーでは、ミイラ取りがミイラになってしまいます。たいてい、8人の主人公のメインストーリーを終えて上級ジョブをそろったゲームの終盤に挑むことになると思います。

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娘を探す父親には申し訳ないものの、「危険度 LV48」の魔境はしり込みしてしまう。

 

しかし、娘さんを早く助けてあげたいのが人情というもの。そこで、今回は、ゲームの中盤(まだパーティのレベルが低く装備も整っていない状態)で人喰い花を倒せるかチャレンジしようと思います。 

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レベル32-34のパーティーを編成できました。

 

 

 ルールや縛り

  • 上級ジョブ使用不可
  • 上級ジョブのサポートアビリティ使用不可
  • 奥義使用不可(というより覚えていませんでした)
  • 赤字にならない(=商人のアビリティで強力な『古兵』の使用回数制限)

 

人喰い花の基本情報

人喰い花の基本情報は、以下の通りです。下の攻略サイトを参考にしました。 

【オクトパストラベラー】人喰い花の攻略と対策|ゲームエイト

人喰い花 HP224569

弱点属性 槍短剣杖火 → 斧弓風 → 剣光(最終)

 

たたかう:単体物理攻撃

突進:たたかうより強力な単体物理攻撃

暗黒魔法:闇属性全体攻撃 確率で暗闇付与

大暗黒魔法:暗黒魔法×2の全体攻撃 確率で暗黒付与

人さらい:味方一人を離脱させる ←ブレイクすることで次のターンに復帰

奇声を上げる:手下である人喰い猛菌×2を召喚

不気味にうごめいている(1T)→人喰い(1T):味方単体を戦闘不能にする

以下、重要なポイントに絞って解説しています。 

 

1.高いHP

224569 という高い体力を持っています(最終章のボスで10万程度、上級ジョブのボスで15万程度)。このHPを削るまで敵の攻撃を受けきる必要があります。 

2.人さらい

人さらいの元凶だけあって、仲間の誰かを誘拐して一時的に戦闘から離脱させてきます。もともと力の差があるのに加えてメンバーを減らされるという危険な技です。ブレイクすることによって、次のターンに仲間を復帰させることができるので、この技を使用された場合は最優先でブレイクを狙いましょう。 

3.手下召喚

人喰い猛菌  HP37896 弱点属性:剣槍斧風

たたかう:単体物理攻撃

突進:強力な単体物理攻撃

生命吸収:単体物理攻撃を行った後、HPを回復(与ダメージと同程度)

粘菌爆発:全体物理攻撃 確率で混乱付与 ←危険

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下手するとボスより厄介な人喰い猛菌

最終章のボスや上級ジョブのボスと異なり、最初に2体の手下を召喚してきます。HPは37896と高く、魔法の弱点属性が風属性であるため魔法によるブレイクがしづらいのも面倒です。また、2体撃破すると再召喚してくることがあるため、気を抜けません。 

 攻撃は単体物理攻撃が基本ですが、残りHPが少なくなると全体物理攻撃の『粘菌爆発』を使用するようになります。粘着爆発の最も厄介な点が、行動不能系の状態異常である『混乱』を確率で付与してくることです。『混乱』にかかってしまった者は、確率で味方に通常攻撃を行ってしまうので早急に治す必要があります(特に物理アタッカーが混乱にかかるとパーティー壊滅の危険性が高まります)。対策としては、混乱無効のアクセサリー『混乱耐性ストーン』を装備させるのが有効です。ただし、今回の攻略では相手の攻撃パターンを利用して粘菌爆発をできるだけ発動させないようにしています。

4.闇属性の全体攻撃

 人喰い花のメイン攻撃は、『暗黒魔法』という闇属性全体攻撃です。全体攻撃にもかかわらず2000以上のダメージをくらってしまう厄介な攻撃です(追記:暗黒魔法を2回放つ『大暗黒魔法』も使用します)。魔防が高い防具・アクセサリーや、闇属性ダメージを半減する『闇のアミュレット』などの対策が必須な攻撃です。

また、暗黒と名付けられているだけあって、攻撃と同時に確率で状態異常『暗闇』が付与されてしまいます。『暗闇』状態になると命中率が低下してしまうため、物理攻撃が当たりづらくなり「剣」による通常攻撃・おかわり・反撃によるブレイクが狙いづらくなります。そのため、特に物理アタッカーには『暗闇耐性ストーン』を装備させておくことが大事です……本来は*1

5.ブレイクシールド

2回ブレイクするだけで、4→8→11と変化します。

最も厄介なのが、シールドポイント11の時の弱点属性がの2種類しかないことです。この2属性は、ブーストなしで複数回攻撃する手段が以下のに示す4つしかありません。

  • ハンイットの『けしかける』剣属性、光属性
  • アーフェンの『調合(劇物、超劇物)』光属性のみ
  • 武芸家の『狛犬』 剣属性のみ
  • 魔術師の光属性攻撃 光属性のみ

手下の風属性と合わせて、非常にいやらしい弱点もちです。

 

まとめてみると、嫌らしさの塊のような敵です。人さらいをするだけありますわ……

 

パーティ構成 

メンバーはオルベリク、オフィーリア、トレサ、アーフェンです。

選抜理由とジョブ・サポートアビリティ構成の理由を説明していきます。

 

オルベリク

  • 剣攻撃によるシールド削り
  • 物理攻撃力、物理防御力が高い
  • 狩人ジョブを装備して、ねんちゃく糸』による遅延担当……の予定でした*2

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魔防重視の防具。素の魔防が低く『ふんばる』も覚えていないので、さらに暗黒魔法対策の闇のアミュレットを装備させます。

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攻撃力が貧弱であるため手数重視です。状態異常:暗黒メタになるかと思って状態異常で防御強化をつけたものの、後悔することに……

オフィーリア

  • 回復役
  • 単体付与とはいえ『反射のベール』によって事故の防止
  • 商人のジョブを装備してトレサの補助
  • の弱点を持っていないため『学者』は不採用

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2つしか所持していない闇のアミュレットは他のメンバーに譲り、物防と魔防を高めました。

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禁止にするか迷いましたが、低いHPを補うために『回復上限突破』を採用しました。事故を減らすために『ふんばる』もつけています。

トレサ

  • 『傭兵呼び』のおかげで物防バフ付与とシールド削りが両立可能
  • 風属性攻撃で手下のシールド削りが可能
  • 盗賊のジョブを装備して、剣によるカウンターでシールド削りが可能

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属性対策や強力な防具が不足していたため、代わりにアクセサリーでHPを600上昇させて耐久力を高めました。(盗賊ジョブでSP半減もあったので、竜のアクセサリーは防御系のアクセサリーに回すべきでした)

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貴重なシールド削り役なので手数を増やすために『反撃』を。事故防止の『ふんばる』も心強い存在

アーフェン

  • 回復から攻撃までなんでもござれの調合(混乱の解除も担当)
  • 貴重な光属性複数回攻撃
  • アビリティ『大切断』で大ダメージを与えることが可能
  • 騎士のジョブを装備して、剣によるシールド削り
  • 毒の付与

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オルベリクとほぼ同じです。斧は破格の攻撃力を持ち、『大切断』で大ダメージを与えることを期待しました。どんな気持ちで王女のコートを着ているのだろうか。

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オルベリクと同じで手数を増やします。また、状態異常対策のために、薬師の『状態異常回避アップ』をつけました(じゃあなぜ混乱対策をしたのかという……)。

 

作戦と立ち回り

 

倒す順番は、手下1体→人喰い花→最後の手下

人喰い花戦で厄介なのが、手下が2体召喚されるために敵の手数が多いということです。そのうえ、人喰い花を2回ブレイクしただけでシールドポインドが11になってしまい、その後のブレイクが大変になります(人さらいを発動された後はすぐブレイクしたい)。そのため、まずは手下に攻撃を集中させます。

ただしここで注意しておきたいのは、手下を2体倒してしばらく経つと、再び「2体」召喚してくるということです。強力な全体攻撃の乏しいパーティなので、HP満タンの手下2体の復活は非常に面倒です。また、手下はHPが減ってくると(残り25%?)全体攻撃を使ってくるようになるので、中途半端な攻撃は逆効果です。

そこで、まずは手下の1体を集中攻撃して倒し、次に人喰い花→最後の手下の順に倒すことにします。こうすることで、手下2体の復活も阻止できます。1体を残すのはリスクがありますが、HPを25%以上(名前が白or黄色)残しておけば単体攻撃しかしてこないため立て直しが容易であり、それほど脅威ではありません。

 

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人喰い猛菌1体目→人喰い花→人喰い猛菌2体目 の順に撃破

商人の物防バフを常時展開

手下の物理攻撃の威力を下げるためには、物理防御バフが有効です。商人のアビリティ『傭兵呼び→傭兵』ならば、150リーフで剣属性の全体攻撃を放ちながら、パーティ全体に2ターンの物防バフを付与できます。「攻撃回数=ブースト回数×1回、バフ持続ターン=ブースト回数×2ターン」となるので、シールドを削りながら常時物防バフを展開することが基本になります。

 

毒の付与

薬師のアビリティ『毒処方』は、2ターンの間敵単体を毒状態にさせることができます。毒はターン終了時に割合ダメージを与え、相手がボスの場合「敵の最大HPの1%のダメージ」を与えます。つまり、一切攻撃しなくても、100ターン耐久すれば人喰い花を倒せます。人喰い花には2246ダメージを与えることができるので、下手な攻撃よりも強力だったりします。また、ブーストをかけることで、ブースト×2ターン効果を延長できます。

他の毒付与の手段と違って『毒処方』が素晴らしいのは、確率付与ではなく確実に付与できる点です。このパーティで薬師はアーフェン一人であるため、彼には毒を与えることを優先してもらいます。一度ブーストMAXで使用してしまえば、8ターン継続するので、残りの7ターンは別の行動ができます。

 

ねんちゃく糸』で遅延

このパーティーでは長期戦になるため、人喰い花の攻撃回数を減らすことが重要です。そのためには、11のシールドポイントを2ターンで削ること、2ターン目は人喰い花の行動前にブレイクすることがポイントになります。

人喰い花の行動順が速くてブレイクが間に合わない場合は、オルベリクが習得している狩人のアビリティ『ねんちゃく糸』が有効です。敵単体の行動をターンの最後に回すことができるので余裕をもってブレイクできます。

注意点が二つあります。

  • 効果が発動するのは、「ねんちゃく糸を使ったターンの次のターン」からです。使ったターン中は遅延されません。
  • ブレイク復帰直後のターンでは遅延されず、必ずそのターンの最初に行動します。

 以下の記事にねんちゃく糸について個別にまとめています。

namezoh.hatenablog.com

切り札:『古兵』

毒以外のダメージソースは、アーフェンの『大切断』かトレサ・オフィーリアの風属性攻撃になると思います(オルベリクにはブーストMAXの『十文字斬り』のダメージが2500程度であったため、心もとないです)。

実は最大の攻撃力を持つアビリティがあります。商人の『傭兵呼び』で利用できる古兵です。30000リーフという破格の報酬を要求されますが、一撃で5000以上の剣属性全体攻撃を行えます。人喰い花を倒した際に落とすリーフと集金できるリーフを合わせて8~10万リーフを得ることができるため、「赤字にならない」という制限の下では、3回まで使うことができるので、いざというときに使用します。

実際は強すぎるアビリティなので、縛れるうちは縛りたいですね……

 

 

以上、長々と準備と攻略法を書いていきました。倒したらまた追記したいと思います。

 

 

追記:無事に倒すことができました。

namezoh.hatenablog.com

 

*1:本攻略では、暗闇付与のことを忘れてしまい、耐性ストーンなしで挑みました

*2:ねんちゃく糸を覚えていない状態で挑んでしまいました