なめぞうのblog

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三十六計逃げるに如かず うまく敵から逃げよう ~実践編~

 

こんにちは、なめぞうです。

  

前回の記事で、エンカウントを回避したり、敵から逃げたりするために有効な方法を紹介しました。

namezoh.hatenablog.com

 

ボス戦を除く通常の戦闘では、敵とのレベル差に関係なくパーティの誰かが(最低でも一人)的より先に行動できます。つまり、相手が動くより先に『逃げる』を試みることが可能です。しかし、サポートアビリティを準備すればもう何も怖くないかと言えば違います。『逃げる』というコマンドには失敗すると全滅する危険性があるため、少し工夫が必要です。この事では、逃走する際の注意点と対策をまとめようと思います。

 

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逃げるときの注意点

1.敵のレベルが高いと逃げにくい

敵の方が自分たちより強いと、逃げにくくなります。逃走確率アップを装備していても、あまりにも相手のステータスの方が高いと逃げられないことがあります。なお、逃げる確率はレベルまたはステータスの『行動速度』で決まっていると思います。『逃げる』使用者のステータス依存なのか、パーティの平均ステータス依存なのかは不明です。

 

2.逃げるのに失敗すると、そのターン行動できなくなる

これが冒頭で述べた、『逃げる』の最大のリスクです。

下の画像のように、パーティの誰かが『逃げる』を試みて失敗した場合、そのターン中、残りのメンバー全員が「○○は体勢を崩している……」というメッセージが表示されて行動をスキップされてしまいます

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1枚目:ハンイットで『逃げる』を使用するも失敗。2枚目:オフィーリアが敵の攻撃で倒され、サイラスとトレサは『体勢を崩している』ため一切の行動ができないままターン終了。3枚目:次のターンも逃走に失敗し、パーティは全滅した。

 

次のターンの行動順次第では、逃走失敗後、(次ターンも含めて)何連続も敵の行動が続くという厳しい展開になります(上の1枚目の画像を例に出すと、ハンイットが逃走に失敗すると、次のターンでサイラスしか早く行動できるキャラがいません)。このように、『逃げる』には、時間短縮やHP・SPの省エネにつながるというメリットはある一方で、失敗したときにパーティが全滅するリスクがあるのです。

 

失敗した場合に備えよう

残念ながら、敵との間に実力差(レベルor行動速度の差)があると、例え『逃げる確率アップ』を装備していても、失敗することがあります。そのため、失敗したときの被害を抑えることが大切になります。つまり、そのターンの敵の行動を耐えきり、次のターンに誰か一人でも敵より早く行動して、再び『逃げる』を試みるのです。経験則ですが、1回目がだめでも2回目の逃げるは成功する可能性が高くなる……気がします。対策として、以下の3つの方法が考えられます。

 

耐久を高める

1.装備とアビリティでHP・防御力・回避率を固める

1ターンの全滅を避けてしまえば、次のターンで逃走するチャンスがあります。装備が足りない場合は、4人の中から何名か防御特化役を選抜しましょう。特定の属性攻撃や状態異常付与を行うことが事前にわかっている場合は、アクセサリーで補強してあげるとなおよいですね。

 

2.サポートアビリティ『ふんばる』を装備

いわゆるガッツスキル。自分の現在HP以上のダメージを受けても、HP1で耐えることができます。ただし、瀕死状態(HPが少ない状態であり、バトル画面でキャラがしゃがんでいる)の場合、このアビリティは機能しないので注意しましょう。

 

次のターンの最初に行動する(『防御』で割り込む)

防御コマンドは、使用者の防御力を高める以外にも、次のターンで必ず最初に動けるという効果を持ちます(ブレイクを起因とした例外はあるものの、逃げることを目的とした戦闘では考えなくていいです)。

これを利用して、1ターン目の最初に行動するメンバーが防御を行い、他の仲間が1ターン目で逃走に失敗しても2ターン目の最初に『逃げる』を再挑戦できるようになります。

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上の行動順の表示から、テリオンが行動順の最初に割り込めることがわかります(青表示)

なお、初手で『逃げる』と『防御』を選ぶのかは1ターン目の行動順次第です。以下、2パターンに分けて、どちらを選んだ方が安全か考えを述べていきます。

 

敵より先に行動できる味方が二人以上いる場合

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例えば、上の画像のように「AB→敵~」という並びだった場合、

ハンイットは『防御』

テリオンは『逃げる』

を使いましょう。1ターン目でテリオンの逃走が失敗しても、次のターンでハンイットが先制できます。

 

敵より先に行動できる味方が一人しかいない場合

初手で『逃げる』と『防御』のどちらを選んでもリスクはあります。

  

初手で『逃げる』のは、成功すれば被害は全くなく、失敗すれば被害は甚大なものになる可能性が高い、いわばハイリスク・ハイリターンな選択です。

その場合にやることは一つです、祈りましょう!

とにかく、逃走が成功することを祈るのです。または、失敗してもパーティが全滅しないことを祈るのです(雑で申し訳ないです)。

 

次に、初手で『防御』するのは、被害は避けられずともその規模を抑えることを狙う選択です。

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 例えば、上の画像のように「A→敵敵敵→BCD」の順で並んでいた場合、

ハンイットは『防御』

オフィーリアは『防御(次ターン、ACの二人で先制行動できるようにするため))』

サイラスは『回復』

トレサは『逃走』

と行動すれば、無駄がありません*1

 

実際は、誰かが戦闘不能になったり、状態異常にかかったりして、4人とも生存していることはまれでしょう。生き残ったB~Dの行動の優先順位は、私ならば、防御>逃走>回復とすると思います。

 

+α.ステータスの『行動速度』を高める

冒頭で述べたように、ボス戦を除く通常の戦闘では、どんなにレベルが低くても自軍の誰かが(最低一人は)敵よりも先に行動することができます*2。ただし、「A,敵,敵,敵,B,C,D」のように先制したA以外のメンバーが敵より遅いと、耐久を上げていても全滅のリスクは残ります。メンバーの素早さを上げて、敵より先に行動できる仲間を一人でも多くするのが有効です。

 

行動速度を上げる方法は、一つはジョブのステータス補正の利用が挙げられます。『踊り子』『盗賊』『狩人』は素早さに補正がかかります。キャラクターとしては、固有ジョブと合わせて補正の恩恵を受けやすい、プリムロゼ、テリオン、ハンイットがおすすめです。

 

もう一つの方法は、装備とアクセサリーで行動速度を上げるという方法です。武器は、「剣・槍・短剣・杖」の4種類に補正がかかったものが存在します。防具には以下の3つが存在します

  • 【頭】スピードヘルム +78
  • 【体】エレメントライトアーマー +72
  • 【体】はやての服  +22

アクセサリーには、「俊敏の○○」シリーズが4種類存在します。

 

最後に……

相手とのレベル差がかなり(10以上)離れている場合、逃げるのに成功するかどうかは運の要素が非常に強いです。まずは、目的が新しい街への移動なら、道中の宝箱やNPCは後回しにして一直線に目的地へ向かいましょう。

そして、失敗しても、セーブ&ロードを繰り返すことが大事です。このゲームはエンカウントが固定じゃないので、運が良ければ敵と全く合わずにエリアを抜けられる場合もあります。諦めずに挑戦しましょう!

 

 

まとめ

  1. 失敗したとき行動不能になるリスクがあるよ
  2. 素早さを上げたり防御で行動順を調整しよう
  3. 最後は運次第。祈りましょう
  4. セーブ&ロード

*1:敵の全ての攻撃をパーティーの全員が耐えた場合です。

*2:平均レベル20のパーティで『還らずの森(推奨レベル48)』を回って検証しました。