ねんがんの ゲーミングチェアをてにいれたぞ! E-WIN 2019シリーズ D9-BL(青)
こんにちは、なめぞうです。
全然更新できてないしてなかったです……反省。
リハビリも兼ねて、簡単に近況報告を。
半年後
新しい椅子を買いました
念願の ゲーミングチェアを ゲットしたぞ!!
詳細はこちら。
E-WIN 2019シリーズ D9-BL 価格:28,940円(5/5時点)
E-WIN オットマン フットレスト 価格:2,990円(5/5時点)
YouTubeに機能紹介動画もありました。
購入に至るまで
私はこれまで、学生時代に買った数千円の椅子(メッシュ製)を使っていました。しかし、購入から数年経ち、流石にシートがへたってしまったため買い替えることを決意しました。様々な種類の椅子の中でオフィスチェアではなくゲーミングチェアにしたのには、いくつか理由があります。
(1)見た目のカッコよさ
レーシングカーのようなフォルム、デザイン、カラーが純粋に気に入りました。 ゲーミングチェアを知ったきっかけは、ゲームの大会の配信です。大画面のそばにずらっと並んだモニター、そしてゲーミングチェア。その景観に息を飲み、「いつかゲームに没頭できる環境を構築したいな」と思ったことを覚えています。
また、好きなゲーム配信者がゲーミングチェアを紹介する動画の存在も大きかったです。部屋の中における椅子の存在感、配信者の方のリラックスした様子を確認できたため、購入に踏み切ることができました。
(2)体の負担減
研究室生活では、椅子の質の重要性を痛感しました。長時間「悪い姿勢で」作業をすることが多かったため、首から腰にかけてバキバキになることが多々ありました。普通の椅子では姿勢を矯正することはできず、猫背になりやすかったのです(腰当て用クッションを使って騙し騙し過ごしましたが、肩と首はケアできませんでした)。
AKRacingやDXRACERをはじめとしたゲーミングチェアは、エルゴノミクスを取り入れています。エルゴノミクスとは、人が利用するツールや環境を、人間の身体の構造や動作に合わせて体の負担が小さく長時間使用しても疲れにくいように設計することです。身体を包み込むような形状はもちろん、ランバーサポートとヘッドレストというクッションもポイントです。前者は腰、後者は首に当てることによって正しい姿勢に矯正します。
また、何段階も調整できるリクライニングや位置調整できるアームチェストなどのおかげで 作業内容に合わせて椅子をアジャストできるので、楽な姿勢を保つことができます。
めちゃくちゃ悩んだ椅子選び
商品が多すぎる!
購入を決意して、ゲーミングチェアを調べてから、その種類の多さに驚きました(笑)AKRacing、DXRACERという2大メーカーだけかと思いきや、エルゴヒューマン、DTRACER、E-WIN、noblechairs……調べれば調べるほど出てきました。そして、ほとんどの商品が似たようなレーシングチェア風デザイン。通販サイトで「ゲーミングチェア」などと検索すると量に圧倒されることでしょう。
調べ始めた時点では、AKRacingのovertureシリーズにしようと思っていました。
実際に座ってみた
おすすめチェア〇選や商品レビューでよく見たアドバイスが、「実際に座って決める」ことでした。AKRacingを試座できる店を見つけ、足を運んできました。目当ては、AKRacing Nitroのミドルクラスのゲーミングチェアです。 前評判通り体の負担は少なく、各種寸法も自分に合っていて安心しました。お値段は、42,800円。
AKRACING エーケーレーシング デスクチェア ゲーミングチェア NITRO-BLUE 青色
- 出版社/メーカー: AKRACING(エーケーレーシング)
- 発売日: 2015/08/14
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
その店舗には他のメーカーの椅子も置いてありました。「やっぱりAKRacingにしようかな」と思いつつ、比較のためにすべて座ってみました。これは良いかも!と思えた椅子がありました。それがこちらのnoblechairsの椅子です。
座った瞬間、快適さに感動しました。セールスポイントの一つである硬めの座面が自分にはちょうど良かったのと、ランバーサポートとヘッドレストが心地よかったです。気になるお値段は……51,201円!!(2019/5/5時点 amazon)
来店当初はAKRacingの試し座りを目的としていましたが、良い椅子を出しているメーカーが2大メーカー以外にも存在することを知ることができました。そこで、AKRacingの椅子の購入は保留し、他のメーカーも調べることを決めました。そして見つけたのが、今回購入したE-WIN社のゲーミングチェアでした。
悩んだ2日間
再調査の結果、以下の3つのゲーミングチェアまで絞ることを決めました。
AKRacing 39,800円(当時 -5000円クーポン付き)
AKRACING ゲーミングチェア デスクチェア OVERTURE-RED 赤
noblechairs 51,201円
E-WIN 25,990円(当時 -2500円クーポン付き)
そこから相当迷いました。ダントツの知名度と実績を誇り2年保証もついてくるAKRacingか、座り心地が素晴らしかったnoblechairsか、圧倒的なコスパの良さを持つE-WINか……いい値段のする買い物だけに1日では決められず、一晩置きさえしました。
悩んだ末に、冒頭にある通り、E-WIN社のゲーミングチェアを購入することを決めました。
決めたポイント
(1)圧倒的コスパの高さ
複数のサイトを訪れレビューや感想を30以上チェックした中で多かった意見が、「十分なスペックを持つのに安い」というものでした。30,000円を切る値段で2大メーカーのミドルクラスのスペックを誇ります。具体的には以下の通りです。
- リクライニング角度は85°~155°まで8段階可変
- 前後に20°近く揺れるロッキング機能 → リクライニングと合わせると180°近くまで倒せます
- PUレザー
- 3D調整アームレスト(後述)
- 座面と背もたれを15°まで傾けられる前傾機能(後述)
肝心の座り心地に関して、「AKRacingのミドルクラス(Nitroシリーズ、Overtureシリーズ)と大きく変わらない」という意見があったことも決め手の一つです。Nitroの座り心地はすでに試していたので、それと同程度のレベルのクオリティを持っているならば買う理由としては十分だと思いました。
(2)3D調整アームレスト
肘を置く場所であるアームレストが、上下、左右、前後の3方向で調整が可能です。3~4万円のゲーミングチェアですらアームレストは高さしか調節できないものが多い中、2万円後半でこの機能が付くのは珍しいそうです。机で作業する時、コントローラーでゲームをするとき、スマホ・タブレットをするときなど、状況状況によってアジャストできるアームレストの存在は魅力的でした。
より詳細な調整幅
上下:7 cm
前後:7 cm
左右:10°ずつ(-10°、0°、+10°の3段階)
(3)前傾機能
研究室生活で長時間作業をしているとき、気づけば前かがみになっていたことを覚えています。その結果、猫背になり、首、肩、背中がとても疲れてしまいました。この時の経験から、椅子ごと前に傾いて正しい姿勢をサポートしてくれる前傾機能は魅力的でした。この機能も3D調整アームレストと同様、この価格帯で得られるのもこの製品のメリットであると言えます。
(4)備品の安さ、クーポンの存在
2019年モデルから、オットマンと呼ばれる足乗せ用クッションが販売されました。主に、リクライニングさせたときに足を乗せてリラックスするために用います。オットマンはチェアに取り付ける方式であり、座面の下に収納することができるためスペースをほとんど必要としません。そのうえ、値段も3,000円と安かったことため一緒に購入しました。
また、購入時、2019年青色モデルだけ他のカラーより1500円ほど安くなっていました(在庫が多かったのかな)。さらに、amazonでは2500円のクーポンがあったため、本来29,990円のものを4000円も安い25,990円で購入することができました*1。
不安だったこと
今までいい点ばかり挙げましたが、心配だったことがなかったわけではありません。
届いて初めて知ることになる座り心地
最大の不安点は、試し座りをせずに購入したことです。そもそも、このメーカーは大型家電量販店などに実物を展示していないそうで、試し座りは不可能です。したがって、座り心地の根拠(?)となるのは、「他のメーカーのミドルクラスと大きな違いはない」 という感想だけとなりました。微妙に異なる寸法も、Nitroやnoblechairsのものから試算して想像することしかできませんでした。
購入して数日たっている今のところ、特に問題はありません。しかし、これからゲーミングチェア(に限らず、椅子全般)の購入を検討している方は、実物に座って確認することを強くお勧めします。noblechairsのように新たな発見があると思います。メーカーのHPに行けば、展示品があるショップの紹介ページが載っていることがあるので事前にチェックしておきましょう。
AKRacing 製品取り扱い店舗一覧|AKRacing
DXRacer 取扱い店舗一覧 DXRACER(デラックスレーサーチェア) 日本公式オンラインストア
noblechairs サンプル展示店舗リスト | 株式会社アーキサイト
なお、椅子を正しく評価するには1か月~1年という長いスパンが必要だと思います。1か月後くらいに使用レビューでも書いてみようと思います。
レビュー(1):キャスターの動きが悪い、ロックが勝手にかかる
レビューで目立ったのが、ロック付きキャスターへの不満点でした。自動でかかるロックをいちいち外すのが面倒であったり、そもそもキャスターの動きがあまり良くないというものです。
今のところ、私はあまり気になっていません。「勝手にかかる」ことはあまりないですが、「足で上から少し触る程度の衝撃でロックレバーが作動してしまう」のは確かです。キャスターの位置を脚がかからない位置に調整するなどの工夫が必要なため、気になる人は気になると思います。
キャスターの動きに関しては、5つのキャスターが全てアンロックされていれば問題なく椅子は動きます。椅子自体25㎏もあるため自重を含めると相当な重さになるはずですが、動きます。おそらく、キャスターのどれかがロック状態になり動きにくくなってしまったのだと思います。
レビュー(2):座面が微妙にがたつく
おそらく前傾機能を取り入れた副産物として、椅子が微妙にガタガタ揺れるというレビューがありました。確かに、前後に体重移動をすると座面・背もたれが連動して微妙に前後に揺れます。レビューによると、メーカーに問い合わせると「仕様である」という回答があったそうです。微妙な揺れが気になる人は、他の椅子を検討した方がいいと思います。自分は今のところ、気になっていません。
使用開始から数日の感想
購入した翌日、届いたものがこちらです。サイズも重量も大きいのでご注意を。
組み立ては自分一人で行いました。ゲーミングチェアは25 kgと重いうえ、組み立てが初めてなので慎重に作業した結果、完成には40~50分かかりましたね。座面の裏にシリンダーを取り付ける工程では、重い椅子を裏返しにして机に載せる必要があったため苦労しました。よく言われているように、二人で作業した方が安全だと思います。椅子を傷つけないための軍手とねじ用の六角レンチも付属してあるため、自分で準備するものは、作業スペース以外ほとんどありません。詳しい説明書に加えて、組み立て説明動画もあります。
使用して数日経ちましたが、今のところとても快適です。数千円のデスクチェアとは比べ物になりません。背もたれに背中を預ければ楽に姿勢を整えることができるため、数時間座った後も肩、腰の疲れをあまり感じないです。リクライニングとロッキング機能、オットマンのおかげで、ほぼ水平に寝ながら小休止を挟むことができます。
注目していた機能その1である3D調整アームレストのおかげで、用途ごとに楽な位置に肘を置くことができるうえ、機能その2である前傾機能は、(まさにこの記事を書くために使っていますが)背中を預けながら作業することができています。
一方で、付属のヘッドレストとランバーサポートは硬めです。noblechairsは両方とも柔らかめでとても気持ち良かったので、私には柔らかめの方が好きかもしれません。実際そういう意見が多いのか、ヘッドレストは柔らかいものがサービスされていました(ありがたい!)。
繰り返しになりますが、椅子を正しく評価するには1か月~1年という長いスパンが必要だと思います。1か月後くらいに使用レビューでも書いてみようと思います。
最後に
新生活で欲しいものの筆頭だったゲーミングチェアをついに購入できて、とても満足しています。デスク環境ががらりと変わると思うので、椅子に対して思い切って投資してみることをお勧めします。目指せ、アーロンチェア(お値段10万以上~^^;;)!
そして、本当に久しぶりの記事となってしまいました。それにしては思いのほか分量が増え、それに対して書くスピードが落ちたために無駄に時間がかかってしまいました……いつもは、下の記事のようなオクトパストラベラー関係のことが多めですが、たまにはゲームソフト以外のことも書いてみるのも、新鮮でいいですね。